A Knots Label は、米国FDA対応ラベルに加えて香港向けの裏面ラベルの制作にも対応しました。 香港の表示ルール(Cap.132W)に沿って、繁体字と英語の併記、アレルゲン、食品添加物の書き方、 營養資料(栄養成分表示)、香港の総代理店の表示までを一枚にまとめ、そのまま版下に使えるデータで納品します。
① 中国語と英語を併記する場合、食品名と原材料(配料)は両言語で必須。
② 栄養は「1+7」(エネルギー+7栄養素)。日本の表示をそのまま訳しても使えません。
③ 添加物は「機能分類+物質名またはINS番号」で書く(例:增稠劑(INS 1412))。
④ 米国用と同じ配合データから作れるので、米国・香港の同時対応が効率的です。
制作事例:栗山米菓様 香港向けバックラベル 6商品
新潟の米菓メーカー栗山米菓様(Befco)の香港向け裏面ラベルを、6商品まとめて制作しました。 日本語パッケージのデザインを活かしたまま、裏面の表示部分を香港仕様に作り替えています。画像をクリックすると拡大します。
※ 商品名・ロゴ・デザインの権利は栗山米菓株式会社に帰属します。
この事例で対応した表示項目
- 產品名稱 / Product Name:食品名を繁体字と英語の両方で表示
- 配料 / Ingredients:重量順。添加物は「增稠劑(INS 1412、1404、1440)」「增味劑(INS 621、635)」のように機能分類+INS番号
- アレルゲン:「本產品含有小麥及大豆 / This product contains wheat and soybeans.」と明記
- 製造ラインの注意書き:同じ工場で甲殻類・魚・卵・乳・落花生・木の実を扱う旨(任意表示)
- 淨重 / Net Weight、此日期前最佳 / Best Before(表示位置を指示)
- 總代理 / Sole Agent:香港の総代理店の名称と住所
- 原產地・製造商 / Country of Origin・Manufacturer:日本の製造者の名称と住所
- 貯存方法 / Storage、營養資料 / Nutrition Information(1+7、100gあたり)
香港の表示ルール(Cap.132W)の主な項目
香港で販売するプレパッケージ食品には、主に次の表示が必要です。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 言語 | 英語・中国語のどちらか、または両方。両方を使う場合は食品名と配料を両言語で表示 |
| 食品名 | 商品の本当の性質がわかる名称 |
| 配料(原材料) | 重量の多い順。添加物は機能分類+物質名またはINS番号(中国語の機能分類名は法令の用語どおり) |
| アレルゲン | グルテンを含む穀類・甲殻類・卵・魚・落花生と大豆・乳・木の実・亜硫酸塩(10ppm以上)の8区分を表示 |
| 期限表示 | 「best before / 此日期前最佳」または「use by / 此日期或之前食用」 |
| 保存・使用方法 | 特別な保存条件や使用方法がある場合 |
| 内容量 | 個数・正味重量・正味容量 |
| 製造者・包装者 | 名称と住所。条件を満たせば、原産国+香港の代理店等の表示で代えられる場合あり |
| 栄養表示 | エネルギー+7栄養素の「1+7」。年間販売3万個以下の商品は、輸入者の申請で免除を受けられる制度あり |
營養資料(1+7)の形
Nutrition Information / 營養資料
Per 100 g / 每100克
- Energy / 能量
- 453 kcal / 千卡
- Protein / 蛋白質
- 5.8 g / 克
- Total Fat / 總脂肪
- 16.4 g / 克
- - Saturated Fat / 飽和脂肪
- 1.4 g / 克
- - Trans Fat / 反式脂肪
- 0 g / 克
- Carbohydrates / 碳水化合物
- 70.1 g / 克
- - Sugars / 糖
- 4.0 g / 克
- Sodium / 鈉
- 935 mg / 毫克
※ 上記の数値は事例(ばかうけ 青のり味)の表示です。
米国FDAラベルとの違い
同じ「輸出用の裏ラベル」でも、米国と香港では作り方がかなり違います。米国用ラベルを香港へ流用することはできません。
| 項目 | 米国(FDA) | 香港(Cap.132W) |
|---|---|---|
| 言語 | 英語 | 英語・中国語(併記なら食品名と配料は両方) |
| 栄養表示 | Nutrition Facts(1食分基準・%DV・Vitamin D等の必須4項目) | 營養資料 1+7(100gあたり等・%表示なし) |
| アレルゲン | 9品目(ごまを含む) | 8区分(亜硫酸塩を含む・ごまは対象外) |
| 添加物 | 一般名で記載 | 機能分類+物質名またはINS番号 |
| 責任者の表示 | 米国の輸入者・販売者の名称と住所 | 製造者・包装者(または香港の代理店等)の名称と住所 |
| 事前手続き | FDA施設登録(FFR)・U.S. Agent・事前通知 | 香港側の輸入者が食品輸入業者として登録 |
ご依頼の流れと料金
- 無料相談:商品数・納期・香港側の輸入者(総代理店)の有無を伺います
- 資料のご提出:配合表、原材料の規格書、日本の栄養成分値、パッケージの版下データ
- 表示案の作成:繁体字・英語の文案、營養資料、アレルゲン判定
- ご確認・修正:必要に応じて香港の輸入者様にもご確認いただきます
- 納品:版下に使えるデータ(PDF等)でお渡しします
料金は商品数・パッケージの形状・既存資料の状態によって変わるため、お見積りでご案内します。 米国用ラベルと同時のご依頼や、シリーズ商品のまとめてのご依頼は割安になります。
※ 日本産食品には、香港側で産地・品目ごとの輸入規制がかかる場合があります(水産物・海藻など)。ラベルとは別に、出荷前の確認をおすすめします。 参考:香港食物安全中心 日本からの輸入食品の管理措置
よくあるご質問
Q. 中国語と英語の両方が必要ですか?
法令上はどちらか一方でも構いません。ただし両方を使う場合は、食品名と配料を両方の言語で表示する必要があります。香港の小売店では繁体字・英語の併記が一般的です。
Q. 日本の栄養成分表示を訳せば使えますか?
使えません。香港は「1+7」の8項目が必要で、日本の表示にないトランス脂肪と糖の値を用意する必要があります。配合データから算出し、必要に応じて分析機関での実測もご案内します。
Q. 米国FDAラベルと同時に依頼できますか?
できます。同じ配合データから両方を作るため、資料のご提出は1回で済み、費用も抑えられます。